部長の 今宵ちどりある記
今宵ちどりある記 vol.119
2021年07月07日
私が子どもの頃は、まわりにこういう建物がたくさんありました。今日は昭和ノスタルジーが色濃く漂う、「京や」さん(秋田市大町1丁目1-14)で一杯やっています。
移り変わりの激しい業界で、時を刻み続けること43年。あめ色に光る木のカウンターが歴史を感じさせます。壁に貼り出された手書きのメニューもいいですね。我々世代はこういうのを見ると、すごくホッとするんです。
開け放たれた小上がりの窓からは、旭川の流れを眺めることができました。強い西日に照らされた水面と山の方から聞こえてきた雷鳴に、夏の気配を感じます。
席に戻ると注文した料理が並べられていました。丁寧な仕事ぶりが見た目からも分かる品々を前に、おのずとテンションが上がります。今日はお酒のペースを抑えようと思っていたのですが、ちょっと無理そうです。
前の記事:「今宵ちどりある記 vol.118」
次の記事:「今宵ちどりある記 vol.120」