部長の 今宵ちどりある記
今宵ちどりある記 vol.71
2018年11月16日
どんなに酔っていても私、飲み食い処の記憶はなくしません。
今宵の終着駅は、「十八番」(大崎市古川台町7-11)さん。「古川の〆はここ」と、以前こちらの知人に教わりました。
席に着き、ラーメンに直行しようと思っていたのですが、女将さんの「焼かないの?」という問いかけに、無駄に沸き立つ男気。お酒と食べ物でパンパンのお腹に、さらに焼肉を流し込んだ私を、どうか神様お許しください。
それにしても、先の震災で建物が倒壊するアクシデントに見舞われながら、常連さんのため、地域のために、リニューアルして営業を続けるという決断を下した女将さんは大したお方です。言葉の端々、表情ににじみ出るポジティブ・マインドは、私も見習わなければと思いました。
肝心のラーメンはメニューが豊富でいつも迷いますが、今回は「塩れもんバターラーメン」を注文、これが大正解。鶏のダシが効いたあっさりスープに、レモンの爽やかな風味とバターのコクが絶妙にマッチした一品は、未来に伝えるべき古川グルメだと心から思いました!
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