部長の 今宵ちどりある記
今宵ちどりある記 vol.73
2018年12月27日
海辺の街に吹く冷たい夜風に身をすくめながら、駆け込むように入った能代ナイト2軒目は、「炉ばた たむら」(能代市柳町13-17)さん。
1階のカウンターが満席だったため、「どうぞこちらへ」と通されたのは2階の和室。囲炉裏のお座敷が歴史を感じさせます。郷土玩具”能代凧”が、いい感じにアクセントになっています。
天然ものと地場の食材に相当なこだわりがあるお店のようで、メニューには秋田の旬の味覚がズラリ。ハタハタの文字も見えます。秋田の人間はこの魚が出始めると、冬の訪れをあらためて実感するのです。今年もあっという間に12月も終わり……
ブリカブト焼をつつきながら怒濤の1年を振り返っていると、来年、元号が変わることをふと思い出しました。
そうです、平成最後の年の瀬なんです。後々後悔しないよう、ちどりある記もエンジンをかけていかなければ!
そうと決まれば、腹を括って酒をあおるのみ。今宵は開いている飲み屋さんが見つからなくなるまで、能代の街を徘徊しようと思います!
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