高清水の蔵だより

2018年の初呑み切り

2018年08月20日

毎年7月末に実施している初呑み切りを行いました!この初呑み切りは今年の「高清水」の味を確認する為の重要な蔵内行事。本社蔵で仕込んだ182本と、御所野蔵で仕込んだ120本のお酒の評価をみんなで行いました。

仕込んだお酒を貯蔵しているタンクの本数は120本(本社蔵94本・御所野蔵26本)。きき酒も貯蔵タンク数と同じ120本!かなりの本数なので酔いそうですが、舌を休めながらゆっくり時間をかけてきき酒を行いました。

「今期の酒造りは原料米が比較的溶けやすく造りの面では順調だったので、昨年よりは安心してきき酒を行うことが出来た。吟醸は後味のよいスッキリと味わいに、純米吟醸は滑らかで芳醇な味わいに、本醸造はふくらみのある優しい味わいに、純米は酸味と旨みの調和がとれた味わいに仕上がった。全体的に順調に熟成がすすんでいるので、今後は品温を下げるタイミングを考えてしっかり熟成させないとな!」と、菊地杜氏がにこやかに話してくれました。

今年もお酒の出来栄えは良く、おいしいお酒をみなさんに届ける事が出来そうです。熟成させたお酒が一番最初に出荷されるのは9月に販売する「山廃ひやおろし」。秋まで楽しみにして、お待ちください。

 

20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。20歳未満のお酒のお申込はお受けできません。