高清水の蔵だより
加藤均の原動力と、菊地杜氏へのエール
2019年07月04日
設計段階から関わった御所野蔵で積み上げてきたものを守りつつ、ファンに驚きをもって迎えられる日本酒を醸したいという思い、それが私の酒造りにかける原動力になっています。今の純米酒シーンは、各蔵が威信をかけて商品を投入する激戦区。そこで選ばれる酒造りをするため、立ち止まっている暇はありません。
菊地杜氏はまだ若い。この先きっと、いろいろな壁にぶつかると思いますが、諦めず酒造りと向き合ってほしいですね。期待しているからこそ、あえて厳しいことを言います。あなたが感じている苦労は、まだまだ生ぬるい。変化に臆せず、失敗を恐れることなく、さらに高い次元での酒造りに挑んでほしいと思います。
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