高清水の蔵だより

最新鋭・御所野精米工場、稼働開始！

2019年11月13日

平成２年に精米技術を高め、品質の良い日本酒を醸すために新設した「御所野精米工場」は、四半世紀以上の月日が経ち精米設備の老朽化が進んでいました。日本酒の出荷量は年々減少しておりますが、吟醸酒や純米酒などの特定名称酒の出荷量は堅調に推移しており、よりハイレベルな精米設備と酒造設備による高い品質の酒造りが求められています。

酒造設備は徐々に更新しておりましたが、今回は「御所野精米工場」を一新。新中野工業㈱様が開発した「ダイヤモンドロール」搭載の小ロット・省エネを実現した精米機や、より安全により安心できる設備をたくさん取り入れました。

品質の高い酒を醸造する第一歩は、良質の米を出来る限り均質に磨き上げる精米にあります。今回導入した「ダイヤモンドロール」の精米機はそのシャープな切れ味と、摩擦熱による温度上昇の制御などにより、より品質の高い精米が可能となりました。

米を磨き酒を磨く、更なる革新と飛躍。令和元年、新しい時代の始まりと共に、清酒「高清水」はより高い品質の酒造りに向けて、新たな挑戦を始めます。

最新鋭・御所野精米工場
http://www.takashimizu.co.jp/pdf/goshono_seimai_factory.pdf

「ダイヤモンドロール」搭載の精米機
http://www.iidagroup.co.jp/sinnakano/product_1.html